こんちゃす!20代ひよっこ投資家るしふぁー(@rushifer_hiyoko)です。
投資を始めて2年7ヶ月目。7月の投資結果を発表します。
今月は、米国株の指数(S&P500)が底をつけ、上昇基調に入ってきました。まだまだ長期的な下げトレンドが続いていますが、これからの指数の動きは大いに気になります。
この記事では、一個人投資家のリアルを投資日記として記事を執筆しています。私の投資結果を反骨精神に、少しでもあなたの投資方針にプラスになるようお役に立てれば幸いです。
2022年7月投資結果
まず、7月の投資結果を発表していきます。
My PF(7月31日時点)
- 7月1日〜7月31日 +6.37%
S&P500(7月31日時点)
- 7月1日〜7月31日 +7.97%
私のPF(ポートフォリオ)は上昇したものの、S&P500(米国の代表的な株価指数)指数よりも上昇幅が弱かったです。私のPFは、グロース株が少ない状況であることに対し、今月はS&P500指数に組み込まれているグロース株の上昇が強かったために、パフォーマンスに差が出てしまいました。
通年の結果は以下の通り。
【2022年投資結果】
【2021年投資結果】
今月の反発のおかげで、-3%くらいまで戻すことに成功しています。このまま、株価上昇してくれたら嬉しいです。
↓先月分までの投資日記の記事についてはこちら↓
【投資日記2年6ヶ月目】6月の投資結果発表!インフレ懸念からリセッション懸念へ。弱気相場続く。
【投資日記2年5ヶ月目】5月の投資結果発表!爆損か?投資を始めて一番難しかった相場。
【投資日記2年4ヶ月目】4月の投資結果発表!不安定相場続く!!
7月のポートフォリオ
次に、7月のポートフォリオを公開していきます。
【全体】
キャッシュの割合が7%ほど減少し、個別株の割合が増えました。インフレによる株価下落懸念は拭えませんが、インフレに強い株(石油株・高配当株)などの買い増しを行いました。
【個別株・ETF】(上記黄色部分)
再び石油株(CVX、PXD)などを購入しています。また、堅実に利益を残しているCHD(チャーチ&ドワイト)を購入しましたが、7月29日の決算結果が良くなかったことから、8月1日に、全て売却しています。
まだまだインフレは衰えていないことから、本格的な株価上昇は先と見ていますが、インフレに強い株を少しずつ購入しています。
アメリカの指数であるS&P500はかなり上昇しているけど、指数の購入は検討していないの??
指数の出直りが今月は見られましたが、本格的な上昇はまだ先と見ています。インフレの鎮静化、FRB(連邦準備制度)による金利の引き下げが行われない限り、本格的な上昇は難しいと見ています。
7月の売買記録
7月の売買記録は以下の通りです。
【購入銘柄】
- 7/7 CHD(チャーチ&ドワイト)新規買い
- 7/15 PXD(パイオニア ナチュラル リソーシズ)新規買い
- 7/21 AFG(アメリカンファイナンシャルグループ)買い増し
- 7/21 CVX (シェブロン)新規買い
インフレに強い高配当株であるCHD(チャーチ$ドワイト)を購入しました。(決算外したため、8月1日にすぐに売りました。)
また、バイデン大統領の中東諸国訪問で、サウジアラビアへの石油増産の呼びかけがうまくできないことから、石油価格の高止まりが予想されたため、OPEC(石油輸出機構)の会合前でしたが、石油株を購入しています。
さらに、キャッシュポジションを少し減らしたいという意図から、安定している保険株のAFG(アメリカンファイナンシャルグループ)も購入しました。
【売却銘柄】
- 7/15 ACLX(アーセルクス)利確
インフレ高止まり懸念から、新興バイオ企業のACLX(アーセルクス)も売却しました。
2022年7月振り返り
それでは、2022年7月を振り返っていきます。
- 7月に発表された消費者物価指数は+9.1%。それでも10年長期債は買われ株価指数は上昇!!
- 第2Q決算はまちまちの結果。GAFAM決算はミス多い。
7月に発表された消費者物価指数は+9.1%。それでも10年長期債は買われ株価指数は上昇!!
7月13日、6月の消費者物価指数が発表されました。結果は前年同期比+9.1%です。原油価格の上昇・賃金の高止まり・サプライチェーンの乱れなど様々な原因が、消費者物価指数を上昇させました。
1970年代以来の、大きな伸びが続いています。一方、7月に入ってからは株価の伸びが堅調でした。
なぜ株価が伸びたのか。その要因は長期10年債利回りの低下です。
上記の図は、長期10年債利回りの7月から8月にかけてのチャートです。6月下旬に3.25%をつけ一貫して下落していることがわかります。
株価と債券の関係はシーソーの関係です。
・株価が上昇(↑)⇄ 債券は低下(↓)
・株価が下落(↓)⇄ 債券は低下(↑)
すなわち、現在、債券が下落しているため、株価が上昇しているといえます。
第2Q決算はまちまちの結果。GAFAM決算はミス多い。
7月下旬に多くの企業が第2Qの決算を迎えています。下の図は、業種別に分類した企業決算のEPS(一株あたり利益)が予想数字を超えたかどうかの図です。
S&P500の企業は、8月5日時点で75%の企業が予想を上回っています。これは過去5年平均の77%を下回っています。
また、米国を代表する企業であるGAFAMもここ数年で一番悪い決算を出しています。特に広告ビジネスモデルで確立していたGoogle(グーグル)などが決算を取りこぼしており、私が投資を始めた2年半の中で初めて悪い決算を経験しました。
今後の投資戦略
7月の状況を受け、8月の投資戦略を考えます。
まだまだインフレは高止まりしており、金利上昇局面が続いています。本格的な出直りは、まだ難しいと考えていることから、慎重な姿勢で取り組みたいと考えています。
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